遅延型フードアレルギー検査

 

遅延型フードアレルギー検査とは

現代の日本人の2~3人に1人が、何らかのアレルギーを持っていることが分かっています。摂取した食べ物によって引き起こされる症状に悩まされる人は少なくありません。
蕁麻疹などすぐに症状が現れる即時型アレルギー(IgE)とは異なり、遅延型アレルギー(IgG)による症状は、発現までに数時間~数日間、数か月もかかることがあります。
症状も倦怠感や体重増加、皮膚発疹、関節痛、頭痛、消化器症状などさまざまです。

アレルギー性の高い食物を食べ続けると体内で炎症が起こり、細胞が十分に機能できない状態になります。
そして細胞が正常に機能しなければ、さまざまな病気の原因になりますが、食物アレルギーが原因であるとなかなか気づきません。自身のアレルギーの食物を特定して食事から除去することが、より良い健康へと導きます。

検査方法は、少量の採血で行い、検査結果は2~3週間ほどで出ます。
当院ではセミ(120項目)、フル(219項目)の食物の検査が可能です。

 

アレルギーには2つのタイプがあります。

即時型 IgE
  • 原因物質を摂取後すぐに強い反応が起きる。
  • 命の危険に関わる場合もある。(アナフィラキシーショック)
遅延型 IgG
  • 弱い反応が時間をかけて起きる。
  • 気付きにくい。
 

遅延型フードアレルギーの特徴

遅延型フードアレルギーの特徴
  • 毎日大量に摂取している食品が原因
  • 反応が遅い(数時間~48時間)
  • 反応が長く残る(IgGの場合
  • 食物依存(問題食物への強烈な欲求)
  • 気付きにくい(意外な結果にびっくり!)
 

遅延型フードアレルギー検査はこんな方におすすめです

  • 病院のアレルギー検査(IgG抗体)を受けて原因物質が見つからない
  • 自分のパフォーマンスを常にベストキープしたい
  • 自分の健康状態に強い関心がある
  • 痩せたい
  • 慢性的な疲労感やだるさが抜けない方
  • 原因がはっきりしない不調(頭痛・肌荒れ・胃腸症状など)に悩んでいる方
  • アトピー、花粉症、自己免疫疾患などがあり、体質を見直したい方
  • 美容やダイエットの成果が出にくい方
  • 腸活・食事改善に興味があり、自分の体に合う食事を知りたい方
 

検査を受ける意義

耳・鼻・咽喉
  • 再発性耳炎
  • 耳鳴り
  • 再発性副鼻腔炎
  • 咽頭炎
  • アフタ性口内炎
神経心理学
  • 不安
  • 注意性欠陥多動性障害(ADHD)
  • うつ/躁うつ病
  • 偏頭痛及び頭痛症
  • 集中力欠陥/精神疲労症
心臓血管
  • 不整脈
  • 高血圧
  • 低血圧
  • 動悸
  • 扁桃炎
呼吸器
  • 鼻炎
  • 慢性の鼻づまり
  • アレルギー性鼻炎
  • ぜんそく
  • 慢性の咳
胃・消化管
  • 便秘
  • 慢性の下痢
  • 口腔アレルギー
  • セリアック病
  • 腸疾患・結腸炎
  • 過敏性腸症候群
  • 好酸球性胃腸炎
  • 呑気
  • 腸の痛み
  • 逆流性食道炎(GEDR)
  • 消化性疾患
心臓血管
  • 不整脈
  • 高血圧
  • 低血圧
  • 動悸
  • 扁桃炎
結合組織/筋肉
  • 筋肉痛/関節痛
  • 繊維筋痛症
  • 関節炎
  • 顎関節(TMJ)機能不全症候群
皮膚
  • アトピー性皮膚炎
  • 疱疹状皮膚炎
  • じんましん
  • 慢性白斑
  • 血管性浮腫
  • 接触性皮膚炎
その他
  • 慢性疲労症候群
  • 不眠症
  • 嘔吐(むかつき)
  • 肥満
  • その他
 

検査の流れ

1ご予約

お電話または受付スタッフにお申し付けください。

2ご来院

当日、受付にお声掛けください。係りの者がご案内いたします。

3医師による診察

4検査

血液検査をします。

53~4週間ほどお時間をいただきます。

6検査結果のご説明とレポートのお渡し

検査結果のレポートをお渡しします。

 

Q&A

特定の食べ物に強いアレルギー反応が現れたらどうすれば?

  1. まずは除去食から
    3ヶ月はアレルゲンを食べない除去食を行います。IgG抗体は21日目から消えるので、3ヶ月しっかり除去食を行えば、ほとんどアレルギーは起こらなくなります。
  2. 3ヶ月以降は・・・
    その後は3日に1回の回復食とし、再度アレルギーが形成されるのを防ぎます。
    弱い反応のときは最初から3~4日に1回食べる回復食を行います。

もう2度と食べられないの?

原因食品は一生食べられない事はなく、強い腸粘膜をつくり、腸内環境を整えることで改善していく事は充分あります。特に、卵や乳製品を除去すると、食卓が寂しくなる
だけでなく、たんぱく質不足を招きやすいので一時期の我慢は必要ですが、腸の状態を良くすれば、また食べられるようになります。

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