こんにちはSTです♪

11月に入りすっかり秋になりましたね♪

ここ最近のリハ科は日頃の運動不足を気にしてか、休憩中や業務後に腹筋や腕立て伏せをするスタッフが増えています♪

スタッフからは「運動をしだしてから体調が良くなった!」という声もあがっており、今後しばらくは運動ブームが続きそうです!笑

 

さて、前回から『義歯(入れ歯)』についてお話をさせてもらっていますが、

 

「義歯を装着しないと年齢以上に年老いて見えますよ~!」

「義歯を装着しないと聞き取りにくい発話になりますよ~!」

 

ということを中心に前回はお話させてもらいました。

そして今回は『食事場面における義歯の影響』についてお話させていただきます。

 

義歯を持っているが装着していない方々にご質問なのですが、

 

【義歯をつけない状態で食物をしっかりと食べるができていますか?】

 

入院患者様と義歯についてお話をすることが多々あるのですが、

「入れ歯がなくても食べられるから大丈夫!」

と多くの患者様から言われることがあります。

 

『義歯(歯)』というのは『咀嚼(そしゃく)』といって、食べ物をかみ切ったり、すりつぶしたりしながら唾液と食べ物を混ぜ合わせ、塊にして飲み込むという働きを助けています。つまり、この『咀嚼(そしゃく)』ができるからこそ食べ物を安全に飲み込むことができているのです!

 

しかし、義歯(歯)がない場合、食べ物を咀嚼するということは非常に難しい動作になってしまいます。

豆腐やゼリー、ミンチ状の食べ物等であれば歯肉でも咀嚼することは可能だと思いますが、

肉やごぼうといった繊維が多い食べ物や、れんこんやりんごといった固い食べ物を義歯なしで咀嚼することは不可能に近いです。

 

つまり、義歯なしで食事をするというのは、食べ物を丸呑みしているということとほぼ一緒なのです!

普段は丸呑みの状態でも飲み込めているとしても、万が一誤嚥をしてしまった場合は、肺炎を発症してしまったり、最悪の場合は窒息する可能性があります…。

 

義歯って意外と大切な役割を果たしているでしょう♪

今後も少しでもみなさまのお役に立てるような情報を発信していこうと思っていますので引き続きよろしくお願い致します!

 

それでは今月も頑張りましょう!!!